イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Thu

11/30

2023

セアカゴケグモ

 セアカゴケグモは、メスの背中側の斑紋が赤く目立つことと交接(交尾)後にメスがオスを食べるという説に基づく「後家(ごけ)グモ」から、その名が付いたといわれています。
 オーストラリアが原産地とされ、日本国内では1955年に大阪府の臨海部を中心とした地域で初めて見つかり、問題となりました。主に排水桝のグレーチング※ 、自動販売機の下、公園の水抜き穴などに好んで棲(す)み、そのような隙間に強い糸で不規則な形の網を張ります。おとなしい性格で攻撃性はなく、素手で捕まえようとしなければ咬(か)まれることはありません。メスは卵のうを1回に3~5個作り、そこから500匹ほどの子が生まれます。生まれた子は、おしりから糸を出し風に乗って飛ぶこともできるため、拡散してしまいます。
 建築資材などに紛れ込み海外から侵入したとみられ、生息範囲の拡大を警戒していましたが、2020年7月時点で、セアカゴケグモの未発見地域は青森県と秋田県のみになり、日本をほぼ制覇してしまうほどの広がりをみせています。このように外来生物が侵入すると、気づかない間に定着したり、土着の生物と入れ替わったりすることが知られています。ヒアリ類などの外来性アリ類でも、気を付けないとセアカゴケグモと同じことが起きるかもしれません。

※ 格子状のふたで、鉄やステンレスなど金属製のものが多い

イカリ消毒株式会社 名誉技術顧問谷川力

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ