イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2024

表示間違いを防止する仕組み作り(1)食品表示は消費者と食品事業者をつなぐ信頼のきずな

 スーパーマーケットやコンビニエンスストアには、野菜・魚・肉などの生鮮食品やマヨネーズ・即席めん・ソーセージなどの加工食品が所狭しと並んでいます。そして、消費者はその中から自分の欲しい商品を選んで購入しています。生鮮食品は色や匂いなどを手掛かりに自分の欲しいものを選ぶことができますが、加工食品はどうでしょうか。ソーセージのように内部が見える袋に入っているものは見た目で選ぶことができますが、ほとんどの加工食品はパッケージに入っており、色・匂いなどから選ぶことができません。そこで重要になってくるのがパッケージに書かれた食品の表示です。消費者はパッケージに書かれた食品の表示を頼りに購入せざるを得ないのです。
 そのため、消費者が希望の加工食品を選択できるように、国はその食品の安全性の情報、品質の情報、健康に影響する情報を提供するための食品表示のルールを定め、食品事業者はそれを守って表示をしています。すべての加工食品が同じルールに則って表示されていますので、消費者はこの食品表示を見て、比較して、選択できるわけです。
 食品事業者が投げた食品表示というボールを、消費者が確実にキャッチし選択に活かしていく。このことが消費者と食品事業者の信頼のきずなを構築する大きな一歩となっていくのです。

フード・オフィス・天明 代表・上級食品表示診断士天明英之

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