イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Thu

2/1

2024

春の始まり「立春」と「雨水」

 二十四節気とは、太陽の動きに合わせて1年を24等分した暦のことで、季節の移り変わりを知る目安となります。太陽の動きによるので毎年日付は固定されていません。春夏秋冬の四季がさらに6つに分けられ、それぞれに季節を表す美しい名前がついています。
 二十四節気は「立春」からスタートします。立春は「春が立つ」と書くように春の始まりとされ、次の「雨水(うすい)」へつながっていきます。ちなみに雨水とは、「雪が雨へと変わり、降り積もった雪や氷もとけて水になる頃」という意味です。
 実際にはまだ寒い時期ですが、梅の花が咲き、窓から差し込む日の光に暖かさを感じるようになっていきます。春の初めの過ごし方のポイントは「太陽の光をたっぷり浴びる」こと。暖かな日の光を取り込み、寒さで縮んでしまった身体と心を解きほぐしていきましょう。
 そして、この時期は「苦み」のある旬の食材を摂るのがポイントです。薬膳では、苦い味には老廃物や余分な水分を身体の外に出す働きがあるとされています。春の訪れを告げる山菜類や菜の花など旬の「ほろ苦さ」で冬の間にため込んだ脂肪や老廃物を身体から追い出しましょう。
 季節の流れを意識して過ごすことは身体と心の健康につながります。二十四節気から暮らしの知恵を取り入れてみませんか?

中医食療薬膳師一級中山静江

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ