- 日替わりコラム
Tue
3/5
2024
ジャガイモは、収穫後に貯蔵して熟成させるのが一般的で、皮が厚く、コクや甘みが強いという特徴があります。いろいろな調理法があり、ほかの食材との相性も良く、幅広い年代で愛されているジャガイモ。栽培地や品種によって食感や味わいが異なり、カラフルで目で見て楽しめるものもあります。涼しい気候を好む野菜で、国内のさまざまな産地で収穫時期が異なるため、年間を通して美味しいジャガイモを楽しむことができます。
季節を問わず食べられるジャガイモですが、旬は春と秋の2回訪れます。鹿児島県や長崎県などの温暖な土地では、冬に植えられたものが春に収穫されます。また、北海道を中心に夏に植えられるジャガイモは、秋に収穫されます。
収穫後すぐに市場に出回る春のジャガイモ「新ジャガ」は、皮が薄くみずみずしいので、フライや揚げ煮など皮ごと味わうことができるメニューがお勧めです。水分が多く、調理中でも形が崩れにくいため、炒めものにも向いています。
ジャガイモはビタミンCの宝庫で、「大地のりんご」とも呼ばれています。栄養価が高く、食卓を美味しく豊かにしてくれるジャガイモ。ぜひ、お気に入りのジャガイモを見つけてみてはいかがでしょうか。
管理栄養士・野菜ソムリエプロ篠原絵里佳
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