- 日替わりコラム
Thu
5/2
2024
京都に関する本がどのくらい出版されているのか疑問に思い、近くの大型書店で数えてみたところ、国内旅行の書棚だけで50冊を超えていました。観光ガイドシリーズには「歩く」、「社寺」など数種類の京都案内があり、月刊誌では桜や紅葉の時季に特集が組まれます。また、京都を舞台とするミステリー、時代小説やファンタジーも人気のようです。最近では、御朱印、カフェやパンに注目したグルメ本やレトロモダン建築関係の本なども多数出版されています。
ガイドブックは写真用に良質な紙を使っているため、持ち運ぶには重さを感じることがありますので、ダウンロードもできる本を選び、実際の街歩きにはスマホなどで見るのもひとつの方法です。
茶道関係の出版を手がける淡交社では『京都旅行手帳』という京都の白地図の本を発行しており、お気に入りの店や寺院などを記入したり、旅の記録をするなど、自分だけの京都地図を作ることができます。また光村推古書院では、毎年『京都手帖』というスケジュール帳を発行しています。京都の年中行事の日程が詳細に書かれており、コラムのほか地図や路線図も豊富です。京都旅行を計画する際の参考になります。
京都駅の地下街には書店がいくつかあります。乗車前の空き時間などに立ち寄ってみると、掘り出しものの京都案内を見つけられます。
鈴木達夫
全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています
- アクセス