イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2025

ストレス社会を心穏やかに生きる(124)子どもは「仏さまの命」

 最近、姪っ子や親しい友人の子どもたちと触れ合う機会が増える中で、ご家庭には、それぞれの「あり方」と申しましょうか、子育ての役割や方針なども、お父さん・お母さんの子に対する思いや考え方によって、実に様々な「家庭の色」みたいなものがあることを実感させられます。
 かつて、子どもだった妹や親しい友人たちも、愛するわが子を守る側である「親」としての姿や生き方をしていて、本人たちにとっては当然のことなのかも知れませんが、私からしてみますれば、その「親心」に触れるにつけ、本当に立派なことだなと感心いたします。
 子どもは、仏さまの世界からやって来たばかりの「いのち」であり、だからこそ、「仏さまの命」に一番近い存在と言えます。「アー」とか、「オー」とか、「ウー」とか、「真言(しんごん)(仏のまことば)」を使えますのも、あるがままにして純真無垢の心を持ちますのも、仏さまに近い証です。
 時に、どんなイタズラをしたとしても、その姿を見て、微笑ましく、かえってこちらが幸せな気持ちになれますのも、「仏さまの命」を宿す子どものなせる力なのでしょう。
 とは言え、お子さんの成長とともに、お父さん・お母さんの大変さは相当なものであると思います。どうか、大切なお子さんも、私たち自身も、本来「仏さまの命」でありますことを忘れないでください。

合掌

下野薬師寺別院 舎那殿壇 龍興寺 副住職阿波建多

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