イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

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Tue

4/1

2025

アクティビティと働く場


 現在、ABW※ という考え方が浸透してきています。簡潔に言うと、アクティビティ(活動)に対応した場をワーカーが自由に選択する働き方です。では、このアクティビティには具体的にどのようなものがあるのでしょう。オフィスを専門とする協会は、以下のように分類しています。
 まず「集中」があり、具体的な場所として主に「デスクワーク・エリア」がそれに対応します。次に、「対話」と「協働」があり、主に「テーブルワーク・エリア」が対応します。そして「交流」、「寛ぎ」、「社交」があり、主に「ソーシャル・エリア」が対応します。
 デスクワーク・エリアには、個人作業に集中できるフォーカス、短時間利用する作業用としてのタッチダウン、個人作業とコミュニケーションが併存するオープンデスクに分類されています。テーブルワーク・エリアは、打ち合わせコーナーであるオープンミーティング、用途に応じたツールが実装されるクローズドミーティング、チーム活動のためのコラボレーションルームが必要とされています。そして、ソーシャル・エリアには、人が集い、出会いと交流を誘うマグネット、出会いと交流のためのラウンジ、訪問者に対応するレセプションが必要とされています。
 現在のオフィスには、以上のようなアクティビティとそれに応じた場所が必要であるともいえます。

※ Activity Based Working の略

東京造形大学 名誉教授地主廣明

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