イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Tue

7/1

2025

7月の二十四節気「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」

 7月(7日頃)に訪れる二十四節気※ は「小暑」です。梅雨が明け本格的な暑さが始まる頃という意味で、その次は、大きく暑いと書くように1年の中でもっとも暑さが厳しくなる頃という意味の「大暑(22日頃)」へと続きます。「小暑」と「大暑」を合わせた約1か月間は「暑中」と呼ばれ、暑さを気遣う暑中見舞いを出すのもこの時期です。
 梅雨が明けると、いよいよ夏本番を迎えます。体がまだ暑さに慣れていないうちから連日の猛暑が続くため、大量の汗をかくようになります。この時期は熱中症対策のために、こまめな水分補給が欠かせません。
 漢方では、大量の汗をかくことは同時にエネルギーも多く消耗すると考えます。汗をたくさんかいたときには、水分と同様、エネルギーもしっかりと補給しましょう。
 夏のエネルギー補給には、豚肉やタコがお勧めです。疲労回復や夏バテ予防はもちろんですが、漢方では体に潤いを与える作用があると考えられています。また、この時期に旬を迎える夏野菜には、熱のこもった体をクールダウンする作用や水分代謝を調整する作用など、さまざまな効能を持つものが多くあります。暑いからといって冷たい飲食物ばかりを摂りすぎると胃腸が冷えて夏バテを招きます。毎日の食事に夏野菜の力を取り入れて、体の内側から涼やかに過ごしましょう。

※ 二十四節気は太陽の動きに合わせて1年を24等分した暦のことで、季節の移り変わりを知る目安となる。
  太陽の動きによるので、毎年日付は固定されていない

中医食療薬膳師二級中山静江

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