イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Thu

7/17

2025

野菜を美味しく食べて健康に(22)暑い夏には、旬の枝豆を食べよう

 枝豆が美味しい季節です。枝豆の旬は5月頃から10月頃までと、長い期間楽しむことができます。東北では8~9月に、西日本や九州などでは5~6月に収穫のピークを迎えますが、8割以上が関東やその以北で生産されており、6~9月が店頭に並ぶ真っ盛りになります。品種もたくさんあるため、お気に入りの品種を見つけてみましょう。また、枝豆は鮮度低下が早く、収穫後は急速に糖分やグルタミン酸が減って味が落ちていきます。購入後すぐに茹でることで、美味しさも栄養も保つことができます。すぐに食べない場合は硬めに茹で、しっかり水分を切ってから冷凍するのがお勧めです。
 未成熟な大豆を収穫した枝豆は、野菜でありながら多くの栄養素も兼ね備えています。タンパク質、ビタミンC、鉄、カリウム、食物繊維など、現代人が不足しやすいさまざまな栄養素が豊富に含まれています。特筆すべきは、ビタミンB1です。糖質の代謝を促す働きがあるため、素麺やうどん、アイスクリーム、ビールなどの糖質が豊富な食品を食べる機会が多い夏は、ビタミンB1をしっかり摂ることで、疲労回復や夏バテ予防などの効果が期待できます。ビタミンB1は水に溶けやすい性質があるため、少量の水を入れたフライパンで蒸し焼きにすると、栄養素や旨みを逃がさずにいただくことができます。

管理栄養士/野菜ソムリエプロ篠原絵里佳

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