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2025

琵琶湖疏水(そすい)

 京都市の水道は、原水としてほぼすべて琵琶湖の水を使っています。この水を京都の浄水施設まで通しているのが琵琶湖疏水です。今年5月に琵琶湖疏水施設の3つの隧道(ずいどう)(トンネル)や、桜の名所として親しまれる傾斜鉄道の蹴上(けあげ)インクライン、南禅寺の境内にあるレンガ造りの水路閣の5つが国宝に指定されることになりました。
 琵琶湖疏水(第1疏水)は日本初の大型土木事業として、1890年に日本人だけで完成させた明治日本における都市基盤施設の金字塔です※ 。水路としてだけではなく、舟運や発電、防火用水、近代庭園など多目的に利用されています。発電事業では全国で初めて路面電車へ電力の供給を行うなど、産業の発展に寄与しました。また京都御所や東本願寺の防火用水としても活用され、現在でもその遺構が残っています。銀閣寺に近い「哲学の道」の小川も、琵琶湖疏水の分線です。
 春と秋には、大津から京都蹴上まで「びわ湖疏水船」が運航されます。桜の時期は特に人気で、早い時期に予約で満席になるようです。また琵琶湖疏水沿い約35kmにわたり散策道「そすいさんぽ」の3コースが整備されています。沿道には桜や紅葉の名所があります。JRや地下鉄の山科駅からも疏水に行けますので、天気の良い日にご自身の体力に応じて、コースの一部を散歩するのもいいですね。

※  第2疏水は1912年に完成

鈴木達夫

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