京都駅

　京都の玄関口といえば、京都駅ですね。現在の烏丸口の駅舎は1997年に完成した4代目です。この駅ビルは、百貨店やホテル、劇場などで構成される複合施設となっています。私は京都を訪れた際にはまず南北自由通路にある京都総合観光案内所「京なび」で、観光パンフレットや寺社の特別公開などのイベント情報、季節の開花情報を収集します。
　京都駅には5000個近くのコインロッカーがありますが、なかなか空きを見つけられません。京なびで手荷物をホテルなどに送るデリバリーサービスを利用することで、手ぶらで観光できます。
　京都駅にも見どころがたくさんあります。大階段では、夕方から階段を使ったイルミネーションが楽しめます。祇園祭やハロウィン、クリスマスの時期には、特別なイルミネーションになります。駅ビルの屋上には「大空広場」が、10階には「空中径路」があり、京都タワーや京都の街並みを一望できます。また、駅ビル上層階のレストランから京都市内を眺めながら名店の味を楽しむのもよいですね。駅構内でぜひご覧いただきたいのは、「はるかホーム」にある西山英雄作の陶板レリーフ「京洛東山三十六峯四季」です。旧駅舎では改札口に飾られていました。縦2.7m×横22mの大作で、八坂神社や銀閣寺など東山の名所が、桜、紅葉など四季折々の風景で構成されています。

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