イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2026

現代社会におけるメンタルヘルスとセルフケア(7)「場」と「個」のコミュニケーション

 日本社会では「個のつながり」よりも「場のつながり」を重んじる傾向があるといわれてきました。家族、職場、地域などの共同体がその代表例です。しかし近年、この「場」のつながりが急速に希薄になっています。たとえば、かつては一般的だった職場の飲み会も「強制でないなら行かない」という若者が増えました。個人の自由が尊重されるのは良いことですが、「場」を軸に築かれてきた日本的な関係性では、結果として孤立を感じてしまうこともあるようです。
 それでも、「同じ会社に属している」という共通点だけで自然と会話が生まれるように、「場」の力は今も健在です。問題は、その外側、つまり「個」としての関係です。「場」から離れると、たとえ親しかった人でも連絡をとるのが難しくなります。けれど、多くの研究が示すように、人の幸福感を支えるのは「友人」という”個のつながり“です。実際、友達になるのは簡単です。同じ「場」にいればなんとなく友達になれます。しかし、友達で「あり続ける」ことは難しく、多くの人はそのことを意識していません。
 もし今、誰かの顔が浮かんだなら、その人にメッセージを送ってみてください。それはあなたの「今」を癒やすセルフケアであると同時に、未来のあなたとその相手を支える心の投資になっていきます。

ILFY 代表コーチ内藤響

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