- 日替わりコラム
Thu
2/19
2026
障害のある方が職場で安心して働き、能力を発揮するためには「合理的配慮」が欠かせません。これは、障害によって生じる不利益を最小化し、業務を遂行可能にするための環境整備や調整を指します。身体に障害のある方への合理的配慮のポイントとしては大きく3つあります。
【職場環境】段差や狭い動線、手すりの不備など、一見すると小さな障壁が身体に障害のある方にとっては大きな負担につながることがあります。車椅子利用者にとってはわずかな段差が移動を妨げ、杖を使用する方にとっては滑りやすい床が危険要因となります。
【コミュニケーション】視覚や聴覚に障害のある方の場合、情報が正確に伝わらないまま業務が進んでしまうことがあります。会議資料の文字サイズ調整、音声案内と文字情報の併用、筆談やチャットツールの活用などは、少しの工夫で共有精度を向上できる取組みです。
【業務内容】身体に障害のある方にとって、業務内容そのものが障壁となる場合もあります。長距離移動を伴う業務、反復的な重量物の運搬、細かな手作業などが想定されます。こうした場面では、役割分担の見直しや補助具の導入、作業手順の再設計といった調整が不可欠です。
合理的配慮は「特別扱い」ではなく、公平に働く機会を醸成する考えであり、積み重ねにより誰もが自然体で働ける職場へとつながります。
株式会社JSH 地方創成事業本部矢野翔太郎
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