イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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3/2

2026

整体師が教えるちょっと得する体の話(2)乾燥する前に、“触れる” 習慣

 3月とはいえ、まだまだ寒い日も多いですね。寒さを感じると、体は自然とこわばり、固まりやすくなります。肩に力が入ったり、手足が冷えたり。そして、忘れてはならないのが「乾燥」です。肌がカサカサしてくると感覚が鈍くなり、私たちは無意識のうちに”触れられること“に敏感になります。服のチクチク感、冷たい風、手荒れの痛み——。乾燥は、体にとって立派なストレスなのです。
 また、皮膚は「第三の脳」とも呼ばれる大切な感覚器官です。単なる”体の外壁“ではなく、体の状態や気分、自律神経のバランスにまで影響を及ぼす「情報の受け取り口」でもあります。乾燥によって皮膚のセンサーが鈍くなると、呼吸や姿勢の感覚まで薄れていくことがあります。
 だからこそ、まずは「自分の皮膚に触れる習慣」をつくってみましょう。顔や手、脚をそっとなでてみたり、お腹にそっと手を添えてみたり。保湿クリームを使うときも、「塗る」のではなく「触れる」ようにやさしく。力を加える必要はありません。触れることで、皮膚は「大切にされている」と感じ取り、感覚や血のめぐりが戻り始めます。
 潤いはクリームで”補う“ものというより、「触れることで取り戻すことができるもの」です。このことは、意外と知られていません。

『1日1分で身体が整う首のセルフケア』著者/整体師能瀬千恵

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