- 日替わりコラム
Thu
3/5
2026
国が公開している『オフィス改革ガイドブック』には、改革の意義や、その具体的な実践方法が示されています。その中に、現在のオフィスにおけるプランニングに関する課題についても示されていますので、その一部を取り上げ解説を加えたいと思います。
●伝統的な管理職席:一般職員の数倍の広さ、ひな壇に鎮座する形、権威的
→これは、いまだに昭和時代のデスクレイアウト、すなわち年功序列の制度が残っていることを示しています。
●旧態依然で自席で仕事するしか選択肢がない:多様な場所で、様々な経験をしながら働く環境がない
→ナレッジワークが主流となる現在のオフィスワークでは、自席で沈思黙考するのではなく、異なる場所を自由に選択しながらアイデアを練ったり、資料を探したりする働き方が求められています。ただオフィスデスクだけが並ぶ旧態的なオフィスを問題視しています。
●組織に壁があり、交流の場が少ない:偶発的コミュニケーションの機会が少ない
→クリエイティブワークには他部門同士の偶発的な出会いや交流が大切であり、他部門や外部の人たちとの交流空間づくりが重要となります。とりわけナレッジワークが主流となる組織には、それを社内外でどのように構築していくのかがカギとなります。
東京造形大学 名誉教授地主廣明
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