- 日替わりコラム
Mon
5/11
2026
今回は、「筋肉がない」という思い込みについてのお話です。
よく「私、筋肉がないんです」「筋肉つけなきゃ!」という言葉を耳にします。実際はどうでしょうか。
実は、多くの人は「筋肉がない」というよりは、「筋肉を使う感覚」を忘れているだけのように整体師の目からは見えます。たとえば、「立ち上がるときに太ももを使わずに勢いで立つ」「ものを持ち上げるとき、体全体を使わずに、腕だけでなんとかしようとする」「腕を使おうとするときは、腕の力だけを意識している」などです。しかし本来、体はすべて連動しており、日常的には「立つ」「歩く」「座る」が滞りなくできているのであれば、それだけの筋肉は「ある」のです(「歩く」は、1日5000歩が最低限の目安です)。
筋肉は、使わなければ使えなくなります。ということは、使い始めればしっかり使えるようになります。昨今、中学生が「筋肉痛がわからない」というくらいに筋肉を使う感覚が弱まっている様子もみられます。せっかちな方は、大きく早く動くのではなく、「ゆっくり丁寧に動く」ことから、ご自身の筋肉を使っている感覚を味わってみてはいかがでしょうか。
意識するだけでも、筋肉を育てることは可能なのです。
『1日1分で身体が整う首のセルフケア』著者/整体師能瀬千恵
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