- 日替わりコラム
Fri
5/22
2026
「働き方」とひとことで言っても、その中身は大きく3つに分けられます。生活費を得るためのライスワーク、好きや得意を活かすライクワーク、そして使命感や人生観と結びついたライフワークです。近年は「好きなことで生きる」「天職を見つける」といった言葉が広がり、まるでライフワークこそが唯一の正解であるかのような風潮もあります。
しかし、本来はどの働き方が優れているという話ではありません。今どの段階にいるのか、何を優先しているのかの違いにすぎません。問題は、無自覚のまま世間でいわれる理想像に自分を合わせてしまうことです。「自分は何のために働きたいのか」—まずはこの問いに向き合い、自分なりに働く目的を定義することが出発点になります。そして、その定義と現在の仕事にズレがあるなら、少しずつでも行動の調整を重ねることが重要です。人生でもっとも多くの時間を費やす仕事だからこそ、軸を持たずに流されてしまうことの代償は大きいのです。
もし、やりたいことがわからないなら、それはむしろチャンスです。だからこそ仕事以外の時間でさまざまなことを経験したり、新しいことに挑戦したりすることが大事です。そうした時間を重ねる中で、好きなものだけでなく、嫌いなものや苦手なものも見えてきます。その輪郭が、自分の働き方を形づくっていきます。
ILFY 代表コーチ内藤響
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