- 日替わりコラム
Thu
7/9
2026
2025(令和7)年8月、青森県の弘前大学体育館で行われた一泊二日の酷暑期避難所演習に参加しました。午後の室温は31.3℃で、じっとしているだけでも背中に汗がにじむほどの暑さでした。前年に参加した大阪での演習に続き、改めて災害時の熱中症対策を考えました。(1)高温になる場所を知る:サーモグラフィ画像で確認すると、炎天下の体育館内では、天井の表面温度が40℃に達していました。天井に近い2階のスペースを歩いてみると、天井からの輻射熱(ふくしゃねつ)によって顔が熱く感じられました。ほかにも、床近くにあるアルミで被覆された通気用窓も、日光を受けて高温になっていました。夜間でも、天井の一部は30℃を下回りませんでした。(2)危険な避難スペースを使わない:熱中症を防ぐためには、高温となる場所に人を近づけないことが大切です。独立した建物である体育館では、天井に近い2階部分を生活スペースにしない判断が必要になります。日差しを受ける金属製の扉の近くも、高温になるため注意が必要です。(3)温度計を置く:演習時には、2階で大学卓球部が練習をしていました。昼近くの2階の温度は32.2℃と1階より高く、熱中症のリスクが高い状態でした。温度計は床から高さ120cm程度に設置し、定期的に確認したいところです。28℃を超えた場合、涼しい場所への移動が大切です。
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オフィス環監未来塾 代表中臣昌広
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