- 日替わりコラム
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7/20
2026
ビル・パーキンス氏の著書『DIE WITH ZERO』には、緩和ケアに携わり多くの患者を看取ってきた知人から著者が聞いた話として、余命わずかな人々が語る「人生で後悔していることトップ2」が紹介されています。その第1位は「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」というもの。他人の期待に応える生き方ではなく、自分の望む人生を選び取ればよかったという悔いです。そして第2位は「働きすぎなかったらよかった」。仕事に時間を費やしすぎた結果、家族と過ごすかけがえのない時間を失ってしまったことへの後悔です。人はなぜ働きすぎてしまうのでしょうか。それは、収入を増やし、家族を支え、将来に備えたいという思いがあるからです。しかし、その積み重ねの先で残るのが後悔であるということになります。
また、終末期医療に携わる医師である大津秀一氏の著書『死ぬときに後悔すること25』でも、「やりたいことに挑戦しなかった」「行きたい場所へ行かなかった」といった後悔が挙げられています。
こうした共通点から浮かび上がるのは、後悔の多くが「しなかった選択」であるということです。老後の安心を優先するあまり今日を削りすぎるのではなく、今だからこそできる経験や挑戦を大切にすること。それが、後悔の少ない人生へとつながるのではないでしょうか。
介護福祉士中村和彦
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