- 日替わりコラム
Wed
7/29
2026
探しものの時間は人生の中でもっともムダな時間といわれています。なぜなら、その時間は何も生み出さないからです。書類を探している間は仕事は進みませんし、鍵を探していると外出もできません。また、スマホの中で必要なデータを探している間は、考えることも休むことも、次の一手を打つこともできません。探している本人は動いているつもりでも、実際には前に進んでいません。しかも探している間は気持ちも落ち着かず、「見つかるか、あるいは失くしたのかがずっと不安」という声もあり、精神的にも良い影響はありません。
仮に1日10分探しものに使うと、1年で約60時間にもなります。コクヨの調査によると、紙の書類を探す時間は1人当たり1日平均約20分、年間では約80時間にのぼるそうです。探しものの時間は、私たちが思っている以上に大きなロスなのです。
人生の時間は増やすことができません。だからこそ大事なのは、何に時間を使うかだけでなく、「何に使わないか」を決めることです。置き場所を決める、戻しやすくする、開ける前から中身がわかる言葉で具体的なタイトルを付けておく、といった小さな工夫をするだけで、探す時間は減らせます。探しものをなくすことは、片づけの話であると同時に、自分の大切な時間を取り戻す話でもあるのです。
株式会社オフィスミカサ 代表/整理収納アドバイザー1級認定講師長野ゆか
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